私と君の競泳水着交換 その1「はじめての交換」
「こっちは着替え終わったよー、そっちはどう?」
競パンを着用し終えた梨夏が廊下の優希に声を掛ける。
「俺も着替え終わった。……入っていい?」
「……うん」
お互いに二秒ほどの間があってから、部屋のドアを開け優希がひょっこりと顔を出してきた。
膝立ちの状態の梨夏と目が合う。優希の目線はそのままゆっくりと下に下りていく。
まず梨夏の晒された胸に目が止まる。じーっと見つめた後まばたきを一つしてから、引き続きゆっくり目線を下げていく。
そして目線は競パンに行き着いたところで移動が止まった。
「……おう」
優希が声を洩らした。梨夏は何事かと優希を見やる。
優希の目線は梨夏の体を上下に行き交っている。
「……どう?」
舐めるような視線に堪らず梨夏が問うてみる。
「……アリ。ていうかイイ。すごくイイ」
「ほんと?」
梨夏がパッと表情を変えた。彼女の表情には少し照れが見て取れる。
「どの辺がイイ?何がイイ感じなの?」
「……まずおっぱいが出てるとこ。で競パンがピッチリしてるとこ」
「(笑)」
嬉しそうな表情を見せる梨夏。連られて優希もふにゃりと笑う。
「ありがと、じゃあ君の競泳水着も早く見せて!」
ふいに立ち上がった梨夏がドアに隠れている優希の腕をぐいっと引っ張り彼を部屋の中へ導き入れた。
「あっ……」
ドアから離れ梨夏の前に競泳水着姿が晒された優希。
「……っ」
梨夏のまじまじとした視線が優希の体に刺さる。
じっとしていられないのか優希の目線は上方向でそわそわと彷徨っている。腕は後ろに組んでしまってなされるがままの状態だ。
ふいに梨夏がニコッと笑った。
「カワイイねぇ!思ってた通り、すごく似合ってるよ!全然恥ずかしがらなくていいのに~」
「お、そう?似合ってるの?俺まだ自分の姿見てないよ~」
梨夏が姿鏡を持ってくる。二人は鏡の前に並んでみる。
「……すごい不思議なことになってるな」
「そうだね。今まで見たことのない光景だね」
「……梨夏の競パン似合ってる」
「ほんとに?ありがと~」
